Publications

1982.01.01

シェイクスピアの喜劇(研究社出版 1982)Shakespeare's Comedies (Kenkyusha, 1982)

[20周年記念]

In commemoration of the 20th anniversary of the Society

(in japanese)はしがき (小津次郎)iii 『ヴェローナの二紳士』の諷刺(上坪正徳)3 シェイクスピア喜劇と痴愚神の伝統(青木和夫)19 『ヴェニスの商人』試論 ------ ロレンゾーの場合(斎藤衞)41 喜劇のことばとことばの喜劇 ------ 『から騒ぎ』試論(藤田実)67 なにがアーデンの森で起こったか(上野美子)87 ヴァイオラ再考 ------ 台詞の重層性と観客(小沢博)115 『ウインザーの陽気な女房』 ------ シェイクスピアの市民喜劇(尾崎寄春)133 葛藤の無効化 ------ シェイクスピアの後期様式をめぐって(正木恒夫)153 『冬の夜話』における自然と人工(内藤健二)169 「その名がグレイスであれば……」 ------ 『冬物語』再考(蒲池美鶴)185 『あらし』における〈劇場〉の創設と解体(大橋洋一)203 シェイクスピアの地中海あるいは古典喜劇の受容について(玉泉八州男)221 最近のシェイクスピア喜劇論 一 初中期の喜劇(柴田稔彦)255 二 問題劇とロマンス劇(大場建治)264 参考文献276