Events

2019.03.08The Shakespeare Festival

2019年度シェイクスピア祭を開きました

2019年度のシェイクスピア祭が開催されました。多数のご来場ありがとうございました。 日時:2019年4月20日(土)13:00 ~ 16:30 場所:早稲田大学戸山キャンパス 36号館382教室(東京都新宿区戸山 1-24-1) 最寄駅からのアクセス ■ JR山手線/髙田馬場駅下車 徒歩20分 ■ 西武新宿線/髙田馬場駅下車 徒歩20分 ■ 東京メトロ東西線/早稲田駅下車 徒歩3分 ■ 副都心線/西早稲田駅下車 徒歩12分 ■ 学バス/髙田馬場駅―早大正門、馬場下町バス停

13:00~ ご挨拶 13:10~ トーク 「シェイクスピアを演出されて ~シェイクスピアを演出して~」 講師:山崎 清介 氏(子供のためのシェイクスピアカンパニー・脚本・演出・俳優) 私がシェイクスピア作品と出会ったきっかけ、そして1991年からグローブ座にて演出を受けた作品(13演目)、演出家は出口典雄、ペーター・ストルマーレ、ジェラード・マーフィー、ジョン・レタラック、ロベルト・ルパージュ、彼らと初めて稽古に接したお話をします。また、95年から始まった「子供のためのシェイクスピア」では、96年から演出も担当、初めての演出デビューとなったこの企画でのシェイクスピア作品について、私がこだわったことをお話したいと思っております。 (聞き手:冬木 ひろみ 早稲田大学教授)


15:00〜16:30 講演 「シェイクスピアとイスラム世界」 講師:勝山 貴之 氏 (同志社大学教授) 従来のシェイクスピア研究において、イスラム世界が注目を集めることはほとんどありませんでした。しかし近年、イスラムとの関係を再検討しようとする研究が相次いで発表されるようになりました。イスラム世界出身の登場人物に対する考察や、作品の舞台となったキリスト教周縁の地への理解が、シェイクスピア研究の新たな展開を示唆してくれます。キリスト教・ヨーロッパと対峙するイスラム世界の重要性に目を向け、シェイクスピア作品における異教の影響についてお話ししたいと思います。




出演者プロフィール 山崎 清介(やまさき せいすけ)氏 1957年生まれ。福岡県北九州市出身。83年劇団青年座を退団、84年にEDメタリックシアターを旗揚げ。91年グローブ座カンパニー発足と同時に参加、数々の海外演出家によるシェイクスピア作品に出演する。最近の出演舞台は『ガーデン~空の海、風の国』(渡辺えり作・演出/オフィス3○○)、『カトケン・シェイクスピア劇場 ペリクリーズ』(鵜山仁演出/加藤健一事務所)など。脚本・演出作は『Dial A Ghost』『罪と罰』『ドン・キホーテ』(劇団うりんこ)、華のん企画チェーホフシリーズ全作品、北九州芸術劇場リーディングセッションVOL.24『雰囲気のある死体』。2012年、長年の活動に対し平成24年度児童福祉文化賞特別賞を受賞。子供のためのシェイクスピアシリーズは95年の初回より全作品に出演、96年からは再演も含め23作品の演出も手がける。2015~2018年、新国立劇場研修所シーンスタディ演出。2018年『桜の森の満開の下』(野田マップ)では演出補として参加する。 勝山 貴之(かつやま たかゆき)氏 従来のシェイクスピア研究において、イスラム世界が注目を集めることはほとんどありませんでした。しかし近年、イスラムとの関係を再検討しようとする研究が相次いで発表されるようになりました。イスラム世界出身の登場人物に対する考察や、作品の舞台となったキリスト教周縁の地への理解が、シェイクスピア研究の新たな展開を示唆してくれます。キリスト教・ヨーロッパと対峙するイスラム世界の重要性に目を向け、シェイクスピア作品における異教の影響についてお話ししたいと思います。
早稲田大学文学部(戸山キャンパス) アクセスマップ